1.建物明け渡し請求に強い弁護士の探し方について
ある事件の処理を弁護士に依頼するにあたって、「強い」「弱い」の区別は、結局のところ「その類型の事件を扱ったことがあるか」によると思われます。
取り扱った経験があれば、受任してから終わりまでの概ねの流れが理解できているほか、案件の見通しも経験がない弁護士に比べてたてやすいためです。
相談の際に、お話してみて、慣れていそうかどうかで判断する、という方法もあります。話してみて、知識をしっかりと持っているかどうか、を見てみると良いでしょう。熱心に案件に取り組んできた弁護士なら、自己の経験の他、本を読んだり判例集を読んだりして、不動産に関する法律問題に詳しいはずです。そこで、ご自身の疑問をぶつけてみて、どの程度丁寧に答えてくれるか、も判断材料にして良いと思います。
なお、ご自身のケースについて結果を即答できなくても、それは必ずしも「不慣れ」であることを意味しません。逆に、多くの経験を持っているからこそ、交渉や裁判というものは一筋縄ではいかないことがあることを理解していて、慎重に言葉を選んで回答している、ということも充分ありうるからです。
したがって、「自分に有利な回答を簡単にくれるかどうか」ではなく、「交渉や訴訟を進めた場合にどういう展開になる可能性があるか、について、丁寧に説明してくれるかどうか」のほうが大事だと思います。
2.当事務所について
当事務所では、建物明け渡し請求について取扱実績がございます。その他、原状回復費用の請求、敷金返還請求、共有物分割請求、土地の時効取得、など不動産に関する各種案件の取り扱い経験がございます。さらに、代表弁護士はいわゆる宅建の試験にも合格しており(未登録)、不動産案件に熱心に取り組んできました。
大家側の法律相談に関しては、1時間まで無料としておりますので、お悩みの方は、1度ご相談にお越しください。